2021年09月 一覧

裏磐梯風景写真【視線の先】

狩に夢中のシラサギ君。『視線の先』に何が有る?。水面で満開のヒツジグサの白い花に目を吸寄せられるのは人間様。水面を見つめるシラサギ君の視線はジュンサイやヒツジグサの花でないことは確か。水草の下に黒い影が走ってます。ジュンサイは人間様が生で食するので、ジュンサイ沼は無農薬。故に、ジュンサイ沼にはシラサギ君の大好物の小魚やカエルやイモリや水生昆虫がウヨウヨ生息しているのですヨ。人間様の場合は「視線の先」より「目先」を追い求めてしまいがちですがネ。


裏磐梯風景写真【観光船再興】

コロナ禍により観光客が蒸発してしまい、観光船会社が倒産して、檜原湖観光船が無くなりました。その後某ホテルが買い取り、観光船が再興いたしました。目出たいことなので、ご祝儀を兼ねて乗船して参りました。晴れた空に爽やかな風が漂い、広々とした湖を遊覧するのは気持ちの良いものです。白い雲が青い水とコントラストをなし鮮やか湖風景でありました。これから観光客が回復し、観光船が再び倒産しないことを切に願っておりますヨ。


裏磐梯風景写真【会津のそば】

9月の晴れた日に蕎麦畑に行って参りました。蕎麦の花が満開です。磐梯山を眺めながら蕎麦の花を堪能できました。会津はラーメンだけでなく蕎麦もおいしいのですヨ。晩秋の新蕎麦が楽しみですナ。「信州信濃の蕎麦よりも私しゃ会津の蕎麦が良い♪」ナンテネ。


裏磐梯風景写真【誰もいない場所で】

長い雨が降り湿地も沼も池も湖も水で一杯になり、水辺の花たちは元気です。野生植物には有名地の目立つ場所で大勢の観客に鑑賞される花もあり、目立たない場所でわずかな観客にだけ鑑賞される花も有ります。誰も居ない所でヒッソリと咲いている花は「場所の風情」というスパイスも加わり独特の雰囲気を醸し出します。人間様の世界でも実力もないのにやたら威張る目立ちたがり屋さんと、派手に目立ちはしないけれど、実力のあるいぶし銀の様な独特の風情を醸し出している人がおりますものネ。


裏磐梯風景写真【誰もいない時に】

長い雨のおかげで水辺の花々は生き生きしております。野生植物は有名撮影地で派手に咲いてるものありますし、誰も居ない水辺でひっそりと咲いているものもあります。観光客が居ようと居まいと、カメラマン氏が三脚を立てて居ようと居まいと、つまり人間様が居ても居なくても咲いております。きれいに咲いた年にはぜひ見ていただきたいものです。皮肉なもので、人がいない時ほどきれいに咲くのですネ。他人にアピールしたがる人間様とは大分違いますナ。